リーダーシップ研修「対話型でチーム作り」を実施しました

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こんにちは 中里です。

東京女子医科大学病院看護部で実施されたリーダーシップ研修「対話で拓くリーダーシップその1研修」に登壇させていただきました。同研修は、看護師のリーダー層(ラダーⅡ以上)が対象の研修となり、事前にコミュニケーション研修、リーダーシップ研修を既に受講された方が対象となります。

事前に受講義務のあるリーダーシップ研修で、既に自分のリーダーシップ傾向については学んでいるため、同研修ではリーダーシップの醸成を目的したものとは異なります。

同研修では、既に身についているリーダーシップを活かし、どの様にチームづくりを行なっていくのか、対話を通してチームの未来像を築き、いきいき働く職場づくりを築いていくためのプロセスを体験を通して学ぶ4日間研修となります。

ナラティヴアプローチである「アプリシエイティブ・インクワイアリー」という手法で対話を行い、まず最初にチームメンバーそれぞれの特性や価値観(ポジティブ・コア)を知り合い、個人の特性を知り合ったメンバーは、チームの特性や価値観(チームのポジティブ・コア)はどんなものなのかを探究します。ここで初めて「私たちの職場にはこんな特性を持ったメンバーが集まるチームで、チームの価値や信念にはこんなものがある」ということが判明します。

次にチームは、「チームの未来像」について話し合うことになるのですが、まず手始めに「個人の未来像」を探るところからスタートします。個人の未来像をお互いに知り合ったところで、「チームの未来像」の策定に取り掛かります。

個人からチームへ・・・

ここが肝心な部分です。問題解決型でチーム作りを行う場合、問題は何か、どの様にその問題を解決していくかということに焦点が当てられることになりますが、「アプリシエイティブ・インクワイアリー」は、個人を知り合い、チームの未来を創造することに焦点を当てます。

「チームで抱える問題」を問題のまま取り扱うのではなく、「チームがどういう姿になりたいのか、その理想の形にチームがなったとしたら、何を実現することができるのか」というところに焦点を当てるのです。

チームの未来像を確立できたチームは、やがて、理想の状態に近づくために、チームのポジティブ・コアを有効に活用し、現状の問題に向き合うための行動計画に取り組みます。しかし、この行動計画は、上層部の指示や指導によるものではなく、自分たちチームメンバーが持っているポジティブ・コアをどの様に活かしアプローチしていくのかを考えるため、絵に書いた餅の様な形ばかりの行動計画とは違い、持続性可能な行動計画となるのです。

看護という仕事の日常は、常に「問題解決」型での業務が多いと思います。しかし、その業務を円滑に行い、業務を支えるチームワークは、決して「問題解決型」では解決することはありません。(敢えて断言します)

「対話」を重ねることでお互いを知り合い、「対話」を重ねることでチームのベストバージョンを模索することなしに、最良最適なチームづくりを行うことは不可能であると私は考えます。

ローテーションにより、毎日異なるメンバーで業務に向き合う看護師がチームを作る場合、昨日はうまくいったのに今日はうまくいかなかった・・・という経験はおそらく誰もが感じたことがあることでしょう。しかし、チーム看護の時代で働いていくためには、チームづくりを行うことなしに持続性が可能で最良最適な看護を提供することは不可能であると思います。誰が「今日のメンバー」であっても、お互いのことを知り尽くし、個人のポジティブ・コアを知り合い、チームの未来像を共有できているメンバーであれば、持続性可能で最良最適な看護の実現は可能であると私は考えております。

「全国の病院の看護関係者」や「チームづくりに困っている方」に関心を持っていただければと思います。ご興味のある方は、東京女子医科大学看護部や私宛にご連絡をいただければご案内することが可能です。お問い合わせください。

補足:東京女子医科大学病院看護部では4日間研修で実施しておりますが、最短2日間で実施することが可能です。(通常3日間以上で実施しています)

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