6月は薬剤師として働くメンバーや看護師として働く方向けに「リーダーシップ研修」を立て続けに行いました。
薬剤師の方の研修は、5年目薬剤師研修の一環で1日リーダーシップを学ぶ研修となっており、受講された皆様は3年目にも1日リーダーシップ研修を受講いただいているメンバーで、3年目研修受講後2年間現場で研鑽を積んで再び学びの場に戻ってきてくださいました。
5年目研修では、3年目研修でお伝えした内容を更にブラッシュアップして、5年目薬剤師に求められるリーダーシップについて学んでいただきました。段階を踏みリーダーシップを学び、仕事や人生に活かす・・・素敵なメンバーに囲まれ1日過ごすとこちらも英気を養うことができます。リーダーシップを学ぶにとどまらず、この先、このリーダーシップを活かし、どの様に働いていくのかについて考えていただき、グループのメンバーに発表し、リフレクションをもらう・・・そんな時間も作ります。メンバーからもらうリフレクションは、自分が発した言葉にもかかわらず、とても温かく心に響き、実践の糧になると思います。
今年も素敵な1日となりました。
看護師の方への研修は、3日間で実施する「チームの中に起こっている影響関係を知ろう!」というタイトルのリーダーシップ研修となります。対象は、若手から中堅の方が対象となる研修です。(正確には受講資格が決まっており、受講資格を満たしたメンバーによる研修となります)
当病院では、看護スキルの研修に留まらず、人間関係に関する研修も階層ごとに盛んに実施されている教育熱心な大学病院です。若手看護師対象のコミュニケーション研修に始まり、この3日間研修を経て、受講後数年ののちに4日間で実施されるアプリシエイティブ・インクワイアリー(対話型アプローチ)研修に進むことになります。師長になった後もアプリシエイティブ・インクワイアリーとナラティヴ・アプローチを活用した2日間研修も実施していただいております。
以前は、コミュニケーション研修についても講師を任されていましたが、現在は内省化が進み、教育担当の看護師の方が講師となりコミュニケーション研修については実施いただいております。とても良いことだと思います。
この3日間研修では、実質、受講される看護師の皆様は初めてリーダーシップ研修について学ぶことになります。薬剤師の研修の受講者同様、リーダーシップとはリーダーが発揮するもので、メンバーである受講者は、そのリーダーシップにいかに反応するかが大切であると思っているところからのスタートとなります。
現在のVUCAの時代に求められるリーダーシップは、リーダーだけが発揮するのでは、到底時代の流れや問題とされていること課題とされていることに追いつくことはできません。「メンバーの一人ひとりがチームのために発揮するもの」それが、VUCAの時代に求められるリーダーシップとなります。つまり、職員として看護師という役割を担っている以上、看護の現場においては、リーダーシップを発揮してもらわないと困るのです。
3日間の研修では、「リーダーシップ」とはどの様なものなのかについて体験から学んでいただき、既にリーダーシップを持っていることを自覚してもらい、更には今後の成長のために職場で求められているリーダーシップについても考えていただくことになります。
受講された皆様は、それぞれにリーダーシップの入り口に立っていただき、職場に戻ることになります。きっと、今までみていた風景と異なる風景が目に飛び込んでくることになると思います。この研修で得たものをじっくり温め育てていただくことを期待します。
職場で必要とされるリーダーシップは、その企業ごとに異なると考えております。もし、今後、リーダーシップ研修を企画することを予定されている皆様におかれましては、是非、どの様な企業に育てていきたいと考えているのかから始め、しっかり教育のための形態をとっていただくことをお勧めします。
薬剤師の方が所属する企業も看護師の方が所属する大学病院もそこをしっかり見据えた上での研修計画をたてていただき、そのパートの一部を私の様な外部のスタッフに委任することで、夢を現実のものにするべく、努力をしております。
例えばですが、同大学病院では、日々の看護の行動基準を「問題解決型」のリーダーシップ研修を行う一方、日々の看護を支えるチームワークを「対話型」のリーダーシップ研修を行なっております。この両輪が機能してはじめて地域の皆様からも信頼のおける大学病院の看護部として機能するわけです。
私の仕事は、その企業や大学病院がなりたい姿を目指すためのお手伝いだと思っております。お手伝いをさせていただくためには、しっかりとした対話を教育担当の方と重ねていく必要があると考えております。もし、ご相談を希望される場合につきましては、是非、メールにてお問合せください。まずは、現状となりたい姿のヒアリングから行い、どの様な教育の形態を取るのが最善かについて、共に考えるところから始めさせていただければと思います。
少し休んで次の仕事に向かっての準備を進めていきたいと思います。今年も半分が終わりました。後半も体調と相談し、どの仕事もしっかり進めていきたいと思います。

