皆さん、こんにちは 対話の窓口の中里です。
先日、コラムに書いた通り、とある大学病院で登壇をして参りました。
内容は、表記の通り、「課題」や「問題」の向き合い方を「ナラティヴ・セラピー」から学ぶ研修を実施して参りました。
大学病院で行った研修は、私の予想以上に好評でした。というのも、もともとこの大学病院では、アプリシエイティヴ・インクワイアリー(AI)というアプローチを使い、日常起こる課題や問題に向き合っているのですが、さらに、この取り組みを推し進めるために、この度、同じ「ナラティヴ・アプローチ」の中でも人に焦点を充てた取り組みである「ナラティヴ・セラピー」について学んでみようということで、この研修を実施しました。
研修実施の数日後、私は、この研修で実施した内容が、どの組織でも使うことができるのではないかと思い、しばらく考え、この度、1日研修として新たにカスタマイズしたものが今日ご紹介する講座となります。
皆様の組織では、こんな問題がありませんか?
例えば、課題や問題に向き合い、会議などで決定した、課題解決、問題解決に向けた取り組みについて、いざ、実行してみたものの、メンバーの足並みが揃わなかったり、メンバーの向き合いに対する温度差、最初はうまくいっていたけど徐々にトーンダウンしてしまう・・・
この様なことが、何故、生じるのかについて、この研修を通じて、参加される皆さんと共に探求し、明らかにして行きます。
この講座では、「ナラティヴ・セラピー」がどの様なものなのか。という視点から講義を始め、「ナラティヴ・セラピー」の世界観を知っていただいたうえで、問題に向き合うロールプレイ実習を午前と午後に1つづつ実施します。
組織が「課題」や「問題」に向き合う際に、陥りがちな事柄に何故陥ってしまうのかが、この実習を体験することで理解することができます。「ナラティヴ・セラピー」は決して、「人」を問題にしません。「問題は問題だ」というスタンスで、「問題」に取り組みます。誰も責めないアプローチで問題に向き合います。
対話の窓口が大切にしている、チームビルディング、チームワーク、リーダーシップに、この「ナラティヴ・セラピー」のアプローチを加えることで、組織が抱える問題への向き合い方が変わり、日々問題が発生する日常にしっかり向き合うことができる組織のあと押しができると考えました。
この様な研修に興味がございましたら、是非、ご相談ください。
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