こんにちは 対話の窓口の中里です。
1月は比較的忙しい毎日を過ごしていました。
新入社員に向けにメンター制度を導入している企業は年々増加傾向にあります。離職防止や組織への定着など、さまざまな効果を得ることができます。私が着目しているのは、そればかりか、階層をまたがる社員間のコミュニケーション機会の促進や、コミュニケーション能力の向上が期待できるところです。階層をまたがる社員間のコミュニケーション機会の増加は、組織力のアップにもつながるとても大切なことだと考えています。私は、このメンター制度の導入のお手伝いをしています。メンター制度の導入時にメンタリングの導入の他に、チームビルディング研修を兼ねた研修を提案し、実施することで、組織力のアップが期待できます。社員も定着し、組織力モアアップする。そんな取り組みを一年間続けてきた企業で、先日、メンター制度のエンディング研修を行って参りました。ちょっとしたセレモニーでメンター制度の修了をみんなで祝う研修となりました。そんな取り組みを皆さんも是非導入してみてはいかがでしょうか。ご相談お待ちしております。
とある大学病院内の研修の依頼があり「ナラティヴ・セラピー」について1日で講座を行ってほしいというリクエストがあり、昨日実施して参りました。本来、ナラティヴ・セラピーについて1日で語ることは非常に難しいのですが、この大学病院では、既にコミュニケーション研修とリーダーシップトレーニング研修を実施させていただいており、その延長線でのナラティヴ・セラピーの会話を導入することで、今までの取り組みに新たな武器?栄養を補給してほしいというリクエストでもあったので、1日での講座が可能になりました。この様に、依頼をされる企業や団体のニーズに合わせた形で研修を組み立てることができます。是非、ご相談ください。
少しだけ、昨日の取り組みについてご紹介したいと思います。
昨日は、何か課題や問題に取り組むときの取り組み方をテーマにナラティヴ・セラピーの姿勢がその取り組みに寄与することを受講者とともに学びました。皆様の組織では、問題が起きた時にどの様にその問題に取り組みますか?ほとんどの場合、対応策を考えるのではないかと思います。ナラティヴ・セラピーの場合、そうはしないのです。まず、行うことは「何がおこったのか」について、関係するメンバー全員から「何が起こったのか」について、声を出してもらいます。声を出すのは1回とは限りません。そのメンバーから声が上がらなくなるまで何度も何度も発言していただきます。声が出なくなったところで、次に行うのは「どんな影響を受けているのか」について、再び関係するメンバー全員から「どんな影響を受けているのか」について、声があがらなくなるまで、何度も何度も発言をしてもらいます。「何が起こったのか」「どんな影響を受けているのか」について、発言をしてもらうのですが、それを全て、ホワイトボードや模造紙などに書き出していきます。可能であれば、ホワイトボードは、複数枚準備いただき、消すことなく、どんどん書き足して、「どんな影響を受けているのか」が終わる頃には、問題の全容が明らかになります。ここまで来て初めて、どの様に問題や課題に取り組むのかについて話し合うための準備が出来た訳です。ここまで導くには、ただ、このことを真似して行うだけではダメなのですが、そこにはちょっとしたコツが必要となるのですが、それがナラティヴ・セラピーの姿勢?眼差し?となります。この先をお聞きになりたい方は是非、ご相談ください。
チームで課題や問題に取り組んでいるが、取り組む社員の熱量の差や、価値観の違いにより、その取り組みがうまくいかない経験はありませんか。そんな皆様にナラティヴ・セラピーの姿勢が有効に機能することが期待できます。是非ご相談ください。