若手社員が持つべきリーダーシップとは

若手社員が持つべきリーダーシップ コラム

対話の窓口 中里です。こんにちは。

今は3月、ミモザの花も開花して、間もなく、新入社員研修の始まる時期になりますが、皆様の所属する組織や団体では、「リーダー」や「リーダーシップ」について、どの様に考えているでしょうか。

皆様の所属する組織では「リーダー」ってどの様に定義されているのでしょうか。「リーダーシップ」ってどんなものだとお考えでしょうか。タイトルにも書きましたが、若手社員が「リーダーシップ」を持つ必要がそもそもあるのでしょうか。

私は若手社員であっても、新入社員であっても「リーダーシップ」を持って仕事をする必要があると考えています。そもそも「リーダー」という存在についても、私が社会人になった頃と随分と様子も移り変わりました。かつては、組織の中に数名のいる憧れのスーパースターの様なカリスマ社員が「リーダー」と呼ばれいました。1人のリーダーが、チームをぐいぐいと引っ張り、組織を勝利(成功)に導くイメージです。そのリーダーについていき、リーダーの言う通り働いていれば間違いなし、チームはリーダーのために働き、リーダーはチームのために働く・・・そんな時代が日本では長く続いてきたと思います。

しかし、現在の社会では、それだけでは、チームを成功に導くことはできないと私は考えています。実際、その様な組織では成功をつかむことはできていません。つまりは、一人のリーダーだけに頼る組織は、弱い組織だと私は考えています。もし、そのリーダーが倒れたら、去ってしまったら、その組織はどうなりますか。また、働き方や考え方、価値観が多様化する現在の社会では、「チームはリーダーのため」に働くことができるでしょうか。組織の成功のためには、休日返上、残業は当たり前・・・いまの時代はそんな時代ではありません。

では、「リーダー」や「リーダーシップ」は、どう考えていけばよいのでしょうか。

まず「リーダーシップ」を持ったり、発揮したりするのは誰かということを考えてみましょう。「リーダーシップを発揮する。」という言葉をよく耳にしますが、「発揮する」のは「誰」でしょうか?リーダーですか。リーダーシップを発揮するのは、リーダーだけで良いでしょうか。これが、かつて日本の組織で主流だった「一人のリーダーが組織を束ねて引っ張っていく」型の組織だと私は考えています。

私が考える「強い組織」は、「リーダーシップは組織にかかわる一人ひとりが発揮するもの」だと考えています。つまり、若手社員も新入社員もリーダーシップを発揮しなければなりません。では、若手社員や新入社員がリーダーシップを発揮する以前に、そもそも「リーダーシップ」というものを持っているのでしょうか。私は持っていると思います。全ての人は、必ずどんな些細なことかもしれませんが、リーダーシップを持っていると信じています。実際、私が今まで関わってきた組織の皆様は、ちゃんと素晴らしいリーダーシップを若手社員も新入社員もお持ちでした。持っていないの方が少なく稀でした。

「一人ひとりがチーム(組織)のために何ができるかを考えてリーダーシップを発揮して働く」このことがとても重要だと私は考えています。

恐らく皆様は、「リーダー」と「リーダーシップ」というものについて、誤解をしていると私は考えます。誰にでも、例えば、若手社員でもリーダーになることができますし、リーダーシップも発揮できます。新入社員ですら「リーダーシップ」を発揮していかないと、現在の社会で組織は成功できないと私は考えています。

若手社員や新入社員が持っているリーダーシップを醸成していくことが、組織の成功の鍵であると私は考えています。「リーダー」と「リーダーシップ」についての時代やニーズにマッチした正しい認識を持ち、それを発揮できるように醸成することが、「組織開発」の中の「人材開発」という仕事になります。皆様の組織では「人材開発」していますか。「リーダー研修」や「リーダーシップ研修」は誰が受講していますか。対話の窓口では、新入社員研修の段階から「若手社員が持つべきリーダーシップ研修」を実践するお手伝いをさせていただき、若手の段階から「リーダー」として活躍できる組織を応援しています。「若手社員が持つべきリーダーシップ」は存在します。対話の窓口では、リーダー・マネージャー層に向けてのリーダー研修も得意ですが、若手社員が持つべきリーダーシップ研修はもっと得意です。一緒に「若手社員が持つべきリーダーシップ」を醸成していきませんか。

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