ナラティヴ・セラピーの会話を人材育成に

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こんにちは 対話の窓口中里です。

4年前から勉強を始めた「ナラティヴ・セラピー」というものがあります。
私は、対人支援のセラピストの仕事はしていないのですが、この「ナラティヴ・セラピー」が私の人生の考え方を大きく転換するきっかけになったことは間違いありません。

もともとは、個人的な悩みの解決に役立つものとして期待し、学びを開始しました。娘の同級生の男の子が、学校に行けなくなってしまったので、どうしたら、再び学校に戻してあげることができるのかや、娘ともう少しちゃんとお話をすることができればなといった願い、そんなことの助けになるヒントが、「ナラティヴ・セラピー」にあると聞き、藁をもすがる気持ちで学びを始めました。

しかし、その道のりは険しく、今ほど、教えてもらえる機会も私にはありませんでした。紹介された本を読むこと一年、読めども、読めども・・・その本に書いてあることが1ミリもわからない日々が続きました。(今考えると学び方にコツがある様です。)

そんな私にもチャンスが訪れます。国重浩一さんという方の講座に参加する機会を得たのです。そこで教えてもらったナラティヴ・セラピーは、本の中に書いてあったことをこう伝えてもらうと、本当に分かりやすいんだな、と感心し、このワークショップに参加したことをきっかけに、再び本を読むとあれだけ難しかったことが、わかる様になりました。

2022度から、ナラティヴ実践協働研究センター(NPACC)の「ナラティヴ・セラピー実践トレーニングコース」という二年間でナラティヴ・セラピーを専門的に学ぶコースにも参加しています。

ここで、お伝えしたいことは、こうして学んでいる「ナラティヴ・セラピー」は、対人支援ばかりか、組織にも活用することができるということです。「対話型組織開発」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。実はこの「対話型組織開発」も「アプリシエイティヴ・インクワイアリー(AI)」も全て、「ナラティヴ・セラピー」と同じカテゴリーに属するのです。人をカウンセリングという領域で応用したものが、「ナラティヴ・セラピー」で、組織に応用したものが「対話型組織開発」や「アプリシエイティヴ・インクワイアリー(AI)」なのです。

共通する鍵は「対話」です。この対話をいかに紡いでいくかがポイントになります。そんな対話を使った人材開発に興味がある方がいらっしゃいましたら、是非、お問い合わせください。私は、そんな皆様の悩みや取り組みに力をお貸しすることができます。実際にどの様なことをするのかについて、実際に実施した経験をお話をすることができます。ご連絡お待ちしております。

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